赤塚植物園 23.11月中旬:花と実など
花
コウヤボウキ(高野帚)
キク科コウヤボウキ属の木本。草ではなく木です。
つぼみもきれいだったのですが、うまく撮れませんでした。ふわふわの綿毛の方が有名かもしれません。
ノコンギク(野紺菊)
野紺菊。ただただ、繊細で美しいですね。
すでに花が終わっている区画と、ちょうど見ごろの区画がありました。
ヒイラギ(柊)
どこにでも生えていそうで、あまり見ないヒイラギ(私見です)。花はたぶん初めて見ました。
コロンとしたつぼみもいいですね。
チャ(茶)
丸っこい純白の花びらと、黄色いおおきな蕊がきれいです。
昆虫はたぶん、ヒラタアブの仲間の誰かだと思います。ホソヒラタアブ?
花を撮るときにとてもよく会います。蜂よりよく出会います。「また君か」レベルです。
ナワシログミ
ここはまだ、つぼみですね。もう少しで咲くかな。
ラッキョウの花
実、などなど
サンザシの実
また近づけなくなってしまい、望遠で。
なかなか熟れませんね。でもこの色、嫌いじゃないです。むしろこのままでも…
サネカズラ(ビナンカズラ)
ほぼ熟れきっている実もありましたが、少し若い実の方だけ。
マンリョウ(万両)
クリスマス前のわくわく感のごとく、熟れきる前に惹かれます。
外側から色づいていくんですね。
センリョウ(千両)
いつも思うのですが、千両の葉っぱってペーパークラフトみたいです。それと、均整の取れた葉の形ですよね。
ただ、撮るのが難しい…。
ミツマタ
手前の枝、三つ又の一本が隠れてしまいました。気づかなかった。
枝が三つ又に分かれるからミツマタです。つぼみがついていますね。
ハンノキ
今年の夏に初めてこの木のことを知りました。
早春の花穂が有名なんですね。ちょっと楽しみです。
ヤブツバキの実
左は、9月中旬に撮った青いヤブツバキの実の弾けたところです。落ちた実はなくなっていました。
弾けた実のカラはクラフト素材にも使われます。これからの季節だとクリスマスリースの素材として、フリマで売ってあったりもします。
以前「実も欲しい」と言って雲竜椿の実を売ってもらい、実生で発芽させたことがあります。
が、残念ながら3年目に枯らしてしまいました。
サイカチ
先日実を撮ったサイカチの、幹に生えたトゲ。小枝もトゲトゲです。
本園と万葉薬用園に一本ずつ?生えていて、左(上)が後者の方、右(下)が前者の方です。
クチナシの実
お正月のキントンを黄色くするのに使う、くちなしの実。
鮮やかなオレンジですね。
タチバナの実
かんきつ系の花の香りが大好きなのですが、なかなか花の香る瞬間に巡り合えません。
ホソバイヌビワ
やっといい感じに撮れました。
イヌビワは山野によく生えていて、子どものころなどつまんで食べていました。懐かしいです。
リュウキュウマメガキ
雌雄異株だそうです。風で枝が折れて、下のオオデマリに引っかかっていました。
オオデマリってこんな実だっけ?…と一瞬混乱。
「琉球豆柿」ですが、別名が信濃柿。広く西日本に生えるそうです。
「リュウキュウ」という名前が付くと、琉球限定植物か!と思ってしまうのですが、そうでもないという例なのですね。
カクレミノ
別名、天狗のうちわ。裂けた葉をてんぐのうちわに見立ててそういう名前が付いたのでしょうが、葉は裂けたり裂けなかったり。変異も多いのだそうです。
ヒメガマ コガマ
以前撮ったヒメガマ コガマ が、ガマの一番先の部分、種類を見分けるところが写っていなかったので撮ってきました。同じものです。葉が枯れてきています。
※11/19訂正。失礼しました。
カリン
完熟した様子のカリン。こんなに深い色になるんですね。
葉が常緑樹なのかってぐらいに青々としています。なんだか不思議。(載せ忘れたので11/17追加)
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