道端の植物 2023.12月上~中旬(2)草本
花が咲いていない草
カラスノエンドウ
小苗で冬を越すマメ科のカラスノエンドウ。
枯葉に埋もれていますが、陽当りの良い場所なので、2~3月ぐらいは咲きそうです。
エノコログサ、色々
ムラサキエノコロ、エノコログサ、最後の頭を垂れているのはアキノエノコログサ、でしょうか。
ムラサキエノコロは秋以降、顕著に見る数が増える気がします。個人的な感覚ですが。
フキ
フカフカの枯葉をかぶった蕗。
キク科 フキ属の多年草。
雌雄異株です。
ヤブガラシの実
ブドウ科 ヤブガラシ属。
とても小さな花が咲くのですが、実は意外と大きめです。
たくさん昆虫が吸蜜にくるわりには、実付きはよくない気がします。
セイバンモロコシ
イネ科 モロコシ属
緑道に生えています。
ここは一年に何度か草刈りされるため、若々しい野草が年に何度も観察できます。
地中海原産で、英名は「ジョンソングラス」。
イノコヅチ(ヒナタイノコヅチ?)
これは「ヒナタイノコヅチ」のような気がします。
画像しか手掛かりがないのですが、葉のフチの波打ちかたがみられるかと。
茎上部の毛も多めです。
花
セイタカアワダチソウ
この時期、どこに行っても咲いているセイタカアワダチソウ。
東京では、冬になっても長く咲いています。
ノゲシ(左) と オニノゲシ(右)
左がノゲシ(ハルノノゲシ)、右がオニノゲシです。
スマホの方は、奇数枚目がノゲシ、偶数枚めがオニノゲシです。
オニノゲシは痛いぐらいに刺々しい葉、ハルノノゲシは食べたくなるぐらい柔らかい葉です。
つぼみがギュッと茎の先端の中央にかたまって着くオニノゲシ。撮りづらいです。
ヒメジョオン
環境によっては年中咲いているヒメジョオン。よく似ているハルジオンと比べ、花びらが少なめでしっかりしているように見えます。
ハルジオン
春の花、ハルジオンが12月の寒空に咲いていました。
ハルジオンは花びらの数が多く、細く柔らかそうに見えます。
ハルジオン-ヒメジョオンの見分け方は、花びらの他、葉のつき方がわかりやすいです。
今度別ページを作ろうと思います。
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