荒川河川敷 ’20.5.10

2020-05-10荒川河川敷/ 土手

荒川の河川敷に初めてカメラを持って行ったのがこの時ではないかと思います。

今でも覚えているのですが、「ヤセウツボ」を初めて見たのがこの日でした。一般的な植物と何かが違うと思いつつ撮り、帰宅して調べて寄生植物と知って、あの日納得したのでした。

投稿日=撮影日で、実際に記事をアップした日は更新日になっています。

マメ科植物と、そこに寄生する植物

寄生されるマメ科の方々

シロツメクサ 2020.5.10 荒川河川敷
ムラサキツメクサ 2020.5.10 荒川河川敷

左(上):シロツメクサ、別名クローバー、オランダゲンゲ
右(下):ムラサキツメクサ、別名アカツメクサ、など

パッと見でもムラサキツメクサの方が強健そうな感じがします。よく見ると葉っぱの位置が違い、ムラサキツメクサは花のすぐ下に1つ葉がつきます。
対して、シロツメクサは花茎には葉は付きません。

シロバナアカツメクサ(白花赤詰草)、別名をセッカツメクサ(雪花詰草)というムラサキツメクサの白花があるのですが、葉のつき方がムラサキツメクサと同じなのでシロツメクサと判別できます。2022年かな?一度この荒川土手で見たことがあります。

白花になると「ムラサキ」ツメクサでなく、「アカ」ツメクサに名前が変わるあたりがどうにも不思議です。

寄生する方

ヤセウツボアカツメクサの葉 2020.5.10 荒川河川敷
ヤセウツボの花のアップ 2020.5.10 荒川河川敷

ヤセウツボ。いろんな植物に寄生するらしく、なかなか強い寄生植物ですね(節操がないというか…)。シロツメクサやムラサキツメクサの場合が多いらしいですが、なんともポジティブな植物だなと思います。

寄生するターゲットを絞っても繫栄していけそうな気がするのですが、なぜいろんなものに寄生できるようになったんでしょうか。不思議ですね。

その他の植物

ヘラオオバコ 2020.5.10 荒川河川敷

ヘラオオバコ

「イングリッシュオオバコ」という別名があるそうです。名前の通りヨーロッパ原産で帰化植物です。帰化植物ではありますが、ポツンと小さい株で生えているときの草姿はわりと好きです。

ところで、セイヨウオオバコというものがあるらしいというのを今知ったのですが、「オオバコ」として投稿している写真の中に、セイヨウオオバコと思われるものが混じっているような気が…

慌てて非表示にしました。知らないって罪ですね。恐ろしい…そして申し訳ない。

ブタナ 2020.5.10 荒川河川敷

ブタナ。別名タンポポモドキ。

花はタンポポに似ていますが、茎がひょろっと長いので「なんか違う」というのはすぐに感じると思います。
河川敷だけでなく、私の家の近所の緑道にたくさん生えているのですが、花茎が倒れてしまうので写真にはとても撮りづらい植物です。
また、黄色い花はずっととるのが苦手で、これもなんだか色がつぶれたようになってしまいました。もうちょっと可愛らしく撮ってみたいもののひとつです。

ここにある写真ですが、PCがクラッシュしたりなどで当時の画像は手元に残っていません。かろうじて写真ACに投稿していたのが今回の写真です。

たぶんもう少し多めに投稿していたと思うのですが、あとで見返して恥ずかしくなったような写真は非公開→削除してしまったのではないかと思います。

Posted by しがない 管理人