ゆっくり、気が向いたときだけ。2022年前半。
最初に写真を始めた2019年は、とにかく撮ることが楽しい時期でした。
そしてうまくなりたい、自分の思うままに撮れるようになりたいという気持ちがものすごく強く、毎日撮り続けていました。
しかも今思えば目を背けたくなるような下手な写真ばかりでした。でも後悔は…ないかな。
初心者の頃の気持ちの高ぶりや喜びって、迷惑さえかけなければ、誰に何と思われようと、悪いものでも抑えなくてはならないものでもないのかなと思うのです。1
- なお、その頃の写真はすでに非公開or削除とさせていただいております。 ↩︎
2022年前半の数枚の写真
サンザシ(山査子)
撮影した赤塚植物園は、こぢんまりした敷地の中、なんだか自然な植栽でたくさんの植物がギュッと詰まっている大好きな植物園です。職員の方がすごく丁寧に手をかけていらっしゃる姿がいつも印象的でもあります。
サンザシはかなり端っこの方にひっそり咲いていました。
北原白秋の「この道」の中でうたわれている花ですが、私が見たのはこの日が初めてでした。
家の明るい木陰にそっと咲いていた(想像)のは、この素朴な白い花だったのですね。
この植物園では10月下旬ごろから実が色づいていくようですので、また撮りに行けたらいいなと思っています。(今年咲いたのかは不明です)
ついでといってはナンですが、小石川植物園で以前撮ったヤブサンザシの写真が出てきたので…
かなり小さな花。ヤブサンザシは11月ごろに実が赤く色づくとのことです。
赤い実が大好きなので、その頃にまた撮りに行きたいです。が、どの位置に植えてあったのだったか…
上の写真はコンデジでの撮影でした。
スモークツリー(ハグマノキ)
これは…何月だろう。元画像にはデータがあると思うのですが、なにしろ画像の整理ができなくて…
特に好きな植物というわけではないのですが、「これはうまく撮れないだろうなー」と思いつつ撮ったのが、結構いい感じでしたので公開してみました。
俗物でございます。
なお、スモークツリーの原産地は南ヨーロッパからヒマラヤ山脈。紅葉もきれいなので、時々庭木としてみるようになった気がします。
ハナミズキ
アイキャッチに使っている画像ですが、ハナミズキとヤマボウシは大好きなのでこちらにも載せました。
花が先に咲くのがハナミズキ、葉が出たあとに咲くのがヤマボウシですね。
花水木は、咲きかけや蕾がすごく柔らかい雰囲気で好きです。あとは枝がクネクネになるのがたまらない。
そんなハナミズキ、都内では街路樹としてあちこちに植えられています。
他の街路樹、ケヤキやイチョウ、トウカエデなどは落葉の掃除や整枝の光景をよく見ますが、ハナミズキはあまり手がかからない印象ですね。
ハナミズキが細長い赤い実がたくさん、ヤマボウシはまん丸い実がコロッとつきます。
2019年9月、ごく最初の頃の投稿写真より
これもコンデジです。二ホンスイセンとヒラタアブ。恥ずかしくない程度のものを探しました(笑)。
上達しているでしょうか。
二ホンスイセンは祖母の家に植えてありました。
ハラハラと降る富有柿の紅葉と崩れかけたトタン屋根の物置の隣、遠く丘の下に見える街の中心部の風景の手前に、一列に並んで咲くスイセンの姿と風と共に香ってくる芳香との記憶が、私の中のひとつの原風景です。
水耕栽培にしていた時期もありましたが、今は止めました。
葉が長いのですが、水耕では意外と倒れたりしなくて育てやすいと思います。
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