残暑の東京駅 ’23.9月
かつてないほど暑いと言われた2023年ですが、当地東京の連続真夏日は64日だったそうです。
実に暑かったですね。
9月も中旬に入った今日も、33℃ぐらいまで上がりました。
気温的には秋の気配が見えませんが、植物は少しずつ葉が秋の雰囲気になりつつあるように見えます。
そんな東京駅を撮ってきました。早朝から。
早朝の東京駅、初秋…?
丸の内北口。朝8時です。
背景の東の青空の色が残念ですが、この朝の時間、駅舎の陰影と木々の緑がとてもきれいです。
丸の内駅舎は方角的に皇居に向いています。西北西、というかほぼ西。そのせいでしょうが、建物に陰影が出にくいのかな…と感じます。
もちろんそんなものの有無に関係なくこの建物は素晴らしいとは思っています。
写真の彩度はほとんど調整しないのですが、この画像は彩度高めな気がします。陰影のせいでしょうか。
午後になると人が増える駅前の広場も、朝はまだ閑散としています。
一日を通して、木陰で本を読む人や休む人など、なかなかのんびりした光景が見られます。
うしろの高層ビルが見えなければ、どこか郊外の観光地のようにも見えませんか…?
天気と気候の良い日には、この広場で待ち合わせもいいですね。
スマホがあれば会えないこともないでしょう…
私も仕事を引退する年になったら、ここの駅前広場で一日のんびり過ごしてみたいです。
ドームの天井のレリーフ
丸の内北口の入口のドーム内部。
天井の写真がよくありますが、壁というか、窓枠というか、個人的にはそちらの方に惹かれます。
干支をかたどっていたりするそうです。じっくり見てみるのもいいですね。
通勤の人の波が、毎日変わらず通り抜けていくという空間がこの下にあります。
異世界というか、違う時代にタイムスリップしたかのような非現実感。時間の歩みも遅く感じます。
余談ですが、同居の息子がこれを見て言いました。
「東京駅でしょ? 学校のみんなと行ったときに、僕だけこの天井を見上げていたからよく覚えている」と。
感覚が似るって、なんだか嬉しいものです。
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