ちょっとだけ日比谷公園 ‘23.10上旬

2023-10-09日比谷公園

ちょっと時間があったので夕刻の日比谷公園を回ってきました。半年ぐらい前、日比谷公園のすぐ近くに勤めていたのですが、丸の内や東京駅ばかり撮って、日比谷方面は1~2度しか行かずじまいでした。

日比谷公会堂

ちょっとした廃墟感・・・好きですが。

日比谷公会堂 2023.10月初旬 日比谷公園
日比谷公会堂 2023.10月初旬 日比谷公園

耐震性に問題があるということで2016年から休館中の日比谷公会堂。閉館してから7年しかたっていないのにちょっとした…あの…廃墟感が…。
写真ではあまり伝わらない気がしますが、現地で見るとちっと怖くて近寄りがたい感じもします。ただ、右の時計は正確に動いています。

レンガ造りが美しいのには違いないです。
あと、周辺にたくさんあるモミジバスズカケノキが煉瓦と合っていて、さらに良いです。

周りのプラタナス

モミジバスズカケノキ 2023.10月初旬 日比谷公園
モミジバスズカケノキ 2023.10月初旬 日比谷公園
モミジバスズカケノキ 2023.10月初旬 日比谷公園

モミジバスズカケノキ」という看板がありました。
日比谷公会堂の周囲のスズカケノキはかなり低いところまで枝が張っていて、実も触れるぐらいのところに。(この記事の後半で別のスズカケノキも出てきます)

日比谷公園全体が静かな、鬱蒼とした大木に囲まれた落ち着いたちょっと暗めの雰囲気になっているのですが、この周辺は工事個所があることも相まって忘れられた空間のようです。
個人的な感想ですが、読書していても落ち着かないような…

好きですよ、大好きな空間です。でも何だろう…どこかに行って帰ってこれないんじゃないかというような感覚になるのです。

日比谷公会堂の外、歩道の街路樹

カリンの実 2023.10月初旬 日比谷公園
? 2023.10月初旬 日比谷公園

左はカリン、右は…?
ここもカリンとマルメロが並んで植えてありました。植えてあるというより生えているといった方がいいような雰囲気。野性味の強い樹勢(笑)です。

右はマルメロでしょうか、カリンでしょうか…

ナンキンハゼ 2023.10月初旬 日比谷公園

ナンキンハゼ。調べて知りました。ハゼの葉っぱとは全然違うんですね。それにしてもgoogleの画像検索はすごい。

あと1か月ぐらいで紅葉すると思うので、状況が許せば、ぜひまた紅葉の時期に。
実はこの日、仕事の退職手続きで職場の管理職の人と待ち合わせでした。その待ち時間に日比谷公園へ。1か月後は別の仕事をしているので…来れるかな。おかげさまで仕事は決まったのですが…日比谷は通らないんです。

東京駅にもたぶん。

その他日比谷公園内の木など

アメリカスズカケノキ 2023.10月初旬 日比谷公園

アメリカスズカケノキ。明治37年に植えられているので、もうすぐ120年です。
とても高く伸びていて、実も低い位置には生っていません。望遠で最高まで上げて撮ったのが上の画像です。

ところで看板によると、この木から枝を取り、挿し木して街路樹が増やされていったのだそうです。プラタナスの街路樹の祖なのですね。

画像は薄暗くなっていた時間にISOをオートで撮ったせいもあってかなり荒くてすみません。手ブレ阻止のため、オートで最大値までISOが勝手に上がるようにしてありまする。

イチョウ 2023.10月初旬 日比谷公園

イチョウの乳(乳柱)
ちょっと、もう一回撮りに行かせてください! 

気根と書かれていることもあれば、気根は間違いと書かれているところもあるので、とりあえず「乳」と書いておきます。雄木にも雌木にもできて、それほど珍しいものではないらしいです。古い木にはよくできるとか。

旧日比谷公園事務所

旧日比谷公園事務所 2023.10月初旬 日比谷公園
旧日比谷公園事務所 2023.10月初旬 日比谷公園

明治43年(1910)に竣工した建物とのこと。
「ドイツ・バンガロー風の瀟洒な建築物」「明治期の近代洋風建築のひとつとして建築史上貴重」と現地に書かれていました。

建築物についても見たり撮ったりするのは好きなのですが、歴史的背景や建築的な知識には興味が薄いので、あまりお役に立てそうな記事がかけずに申し訳ないです。

外周の木々もよく手入れされているんでしょう、植物と建物のバランスがすごく好きです。妄想族なので色々捗ります。老後、すごーく時間ができたらもう一回マインクラフトを始めてみようかな。

Posted by しがない 管理人