小石川植物園 11月下旬－1（紅・黄葉）
枚数多めなので、2つに分けました。こちらは紅・黄葉中心です。
紅葉する木
たぶん、ソメイヨシノ
この日は正面の坂を上ってまず温室へ。そこから外に出てすぐ目の前にあるソメイヨシノの紅葉だと思います。
小石川植物園ではソメイヨシノにも品種名がついているのですが今回は不明です。
イロハモミジ
今年はあまりモミジの紅葉が美しくない…という話を聞いていました。
確かに全体的にはいまいちな感じは否めませんでしたが、部分的にみれば十分な見応えでした。
ネジキ
ツツジ科 ネジキ属 有毒植物。
小さなつぼ型の花が一列に咲きます。花自体は馬酔木のような花です。
ヤマハゼ
ウルシ科 ウルシ属。
雌雄異株で花は晩春～初夏。
ウルシ科の植物の紅葉はどれも素晴らしい赤に発色しますね。
イヌザクラ
バラ科 サクラ属。
別名：シロザクラ。
花期は5月ごろ。下に載せる「ウワミズザクラ」とよく似た白い花が咲きます。
黄葉する木
アブラチャン
クスノキ科 クロモジ属。
たぶん両方ともアブラチャンだと思うのですが、少し自信がありません。
それにしてもきれいな黄色です。
ボダイジュ（とその実）
カメラを持っていると園内の植物に詳しいと思われるのか、時折、場所を尋ねられます。
その中で一番回数が多いのが、この「ボダイジュ」。初夏に咲くこの花が見たくて通われる方も多いのかもしれません。
イチョウ
小石川植物園には大きなイチョウが数本ありますが、これは園の中央付近にある大イチョウ。
赤味がかった黄葉が見事でした。
ウワミズザクラ
バラ科 ウワミズザクラ属。
花期は4～6月。葉が先に出たあとで花が咲きます。
サクラの仲間ではあるようですが、一般的に「サクラ」と認知されているのとは少し容姿の違った花です。
ハチジョウキブシ
八丈島で発見されたキブシ（木五倍子）の変種だそうです。
花期は3月ごろで、花が葉に先だって咲くため、満開時はよく目立って美しいです。
黄色ではなく赤く紅葉するらしいのですが、撮ったのは黄色しかなかったので黄色の一群に加えています。
イヌビワ
クワ科 イチジク属。雌雄異株。「ビワ」と名前がつくけどイチジクの仲間です。
別名：ヤマビワ、姫枇杷。
また例のように、「ビワに似ているが、あまり美味しくないので『イヌ』ビワ」と名付けられたのだそうです。こういう果実と思って食べると十分美味しいのですけどね。特に山歩きの途中では。
晩春に花が咲き、晩秋に実ります。
メタセコイア
スギ科 メタセコイア属
別名：アケボノスギ
メタセコイアの高木は青空によく映え、秋の風景としてよく撮られていますね。
…もっとキラキラしてきれいだったのですが。
クモと蜘蛛の巣、蜘蛛の糸（苦手な方注意）
↓ は、ジョウロウグモの雌雄かな…？
葉っぱが巣や糸にかかってしまう秋って、雲にとって受難の時期だな、などと思いつつ。
