【鳥】カラス

2023-12-18【東京】近所の植物図鑑【制作中】

話しかけると顔を傾げて聞いてくれるカラス。でも、カメラを向けると表情に緊張が走り逃走体勢に。カメラを何だと思っているのでしょうか。

2023.12月下旬 都内の緑道の水場

哀愁漂う冬のカラス…ですが、実は、足で水中の枯れ草をかき回し、何かを探しています。

食べ物なのでしょうが、キラキラしたものでも探しているのかと妄想したくなります。

2021.8月 都内の緑道

春に生まれた若いカラス。
暑い夏の日、日陰で5羽ぐらいが一緒に、甲高い声をあげながら追いかけっこをしていました。

地面で跳びはねていたのですが、急に木に飛び乗った1羽のカラスに対して「降りてこい」的な声を上げているところです。

…実に楽しそうでした。

2023.9月 赤塚公園

台風の後。

若いカラスなのでおそらく初めて強い風雨にさらされたのだと思います。

黒い羽根は乱れたまま、この「なぜ?」と言いたげな雰囲気でじっとしていました。

カラスを冠した植物

2021.9月 赤塚公園

カラスウリ(烏瓜)

名前の由来は、「カラスが好んで食べる」や、秋のオレンジの実が「カラスが食べ残したように見える」などだそうです。

夜にだけ開く大きな白いレース状の花が、夜の鳥をイメージするカラスぽいなと個人的には思います。

ヒオウギ( カラスオウギ

2022.8月 赤塚植物園
2021.2月 赤塚植物園?

8月に咲く花は一日花(その日のうちに萎んでしまう花)。
黒い種子は「ぬばたま」といい、一般的には「射干玉」の字をあてるのですが、「烏玉」、「烏羽玉」とも書きます。また「ぬばたま」は和歌で「夜」や「黒」にかかる枕詞になっています。

カラスノエンドウ

区切りはカラス-ノエンドウ(烏- 野豌豆)なのだそうです。

名前の由来としては「烏が食べるから」や、「黒い熟したさやをカラスに例えた」、など諸説あるようです。

赤塚植物園

カラスザンショウ

名前の由来は、「カラスが好んで食べるから」、あるいは「山椒より大きいから”カラス”」などのようです。

烏の代名詞「黒」が出てきませんでした。
それにしても、きれいな黄葉ですね。

カラスノゴマ

2023.9月 赤塚植物園
赤塚植物園? 自然教育園?

アオイ科 カラスノゴマ属 の草本。
日本ではカラスノゴマ属にはこの「カラスノゴマ」だけしかないのだそうです。

食用にならない=役に立たない 植物によく「イヌ」を冠した名前が付けられることがありますが、その「カラス」バージョンらしいという話がありました。

カラスノゴマ = 役に立たないゴマ…?
来年は莢の写真を撮ってみたいです。

2023.12月上旬 板橋区内

カラスブドウ(ノブドウ:野葡萄)

こちらも上記のカラスノゴマと同じく、「食用にならない」ブドウということでカラスの名前が冠されたようです。

なお、鑑賞用と漢方(蛇葡萄…)などでは活用されています。

Posted by しがない 管理人