東京駅周辺/皇居のお濠、など ’23.9月

2023-09-17東京駅・丸の内の四季

私の利用している地下鉄某線の大手町駅(複数路線乗り入れ)は東京駅の目と鼻の先にあります。しかし地下通路で移動しようとするとなかなか経路が複雑で、いっそ地上に出た方が一直線に移動できてしまったりするのです。

その日も朝から30度に迫る中、地上に出た私の目の前に広がっていたのが上の風景でした。
高層ビルが多いせいなのか、ほんの少し季節が変わるだけで日差しの入り方が変わり、昨日と同じ場所とは思えない景色が現れるのが、この大手町・東京・丸の内地区だと私は感じます。

この日も上の風景を突然目の前にして、反射的に、引き寄せられるように東京駅とは反対側へと横断歩道を渡っていました。

東京駅の周辺

丸ビル・新丸ビル

このあたりのゆったりと広い道路ですが、朝は路線バスが多め。昼間は観光バスが多くなって、タクシーも増えるかな。ビル壁の広告がないせいなのかとてもシックで落ち着いた街並みです。

このあたりの並木道はイチョウ、東京都の樹です。
先日、朝からギンナンを踏んでしまい、このまま出社せず帰ってしまおうかと思いました。※出社しました

右が新丸ビル、中央が丸ビル 2023.9月

暦の上では初秋となりましたが、まだまだ夏の色をした木々の緑がきれいです。
街路灯や信号のポールも黒っぽい色で統一されています。

日本工業倶楽部の建物

日本工業倶楽部の建築物

かぶさるように高層ビルが建っています。この建物、大正時代の建築物だそうです。
見ての通りの煉瓦造り。
道の右側、道路を挟んで向かいが新丸ビル、右奥に東京駅の丸の内駅舎があります。

正面はうまく撮れませんでした。
どうしても見上げるように撮らざるを得ないのと、正面が南向きなので、かなり撮るのが上手い人でないと難しそうです。NDフィルターとか使えばいいのでしょうか…

皇居の内濠、和田倉濠のあたり

和田倉濠(皇居内堀)2023.9月

空より青い、なめらかな水面を、白鳥が一羽滑っていました。
…世界ってすばらしい(主語!)※なお、白鳥は見切れています

毎日見ていたはずなのですが、こんなに美しい光景だったとは気が付きませんでした。
お濠の前に派出所があり、おまわりさんに見られながらの撮影です。

この少し左側に和田倉門があります。
和田倉門を出てまっすぐ進むと、東京駅の中央口に着きます。

外国人の観光客の方が多い場所ですね。途中の広場で立ち止まり、20人ほどでお国の踊りを踊られているところを2~3度見ました。
そういう、くつろげてしまうような不思議な空間なんですよね、東京駅から皇居にかけての場所というのは。
かくいう私も、出身地からはるか離れた場所だという気がしなくなってしまいます。だからこの場所に惹かれるのでしょうか。とても不思議です。

なお、見切れた白鳥ですが、「コブハクチョウ」というのだそうです。もろもろの事情で5羽しかいないのだとか。

生き物撮るのは苦手ですが、今度300ミリの望遠持ってお濠の水鳥を撮りに行きたい。お休みの日に。

Posted by しがない 管理人