東京駅に鈴生りのギンナン ’23.9月下旬

2023-10-02東京駅・丸の内の四季

行幸通り、あるいは東京都道404号皇居前東京停車場線という名称もある通りがあります。
普段は観光客や通勤、買物の人がたくさん歩いているところで、車は通りません。

その通りの両側にイチョウが植えられているのですが、そのうちの2本がものすごい豊作で、大量のギンナンを実らせています。

以前から撮りたくてウズウズしていたのですが、とうとう10/2にそのギンナンを思う存分撮ってきました。ほぼギンナンだけです。その日は退職手続きを…

日当たりのよさそうな枝

枝の混み合った内側ではなく、外側の日当たりのよさそうな枝は下のような状態でした。まだ「大豊作」というほどではなく、「いっぱいなってるね」と微笑ましく眺められるレベルです。

2023.10.2 行幸通り
2023.10.2 行幸通り

たくさん生っているのは隣り合った2本なのですが、遠くから見ても色が違うんですよね。緑の円錐型のイチョウに交じって、なんだか茶色い木が2本。不思議に思って近寄ってみて事態を察しました。

また、上の画像では大きな幹のそばなので大丈夫だと思いますが、細い枝の場合、折れてしまいます。実際折れている枝もありました。大丈夫なのかな、イチョウ…

折れそうにしなう枝 2023.10.2 行幸通り
2023.10.2 行幸通り

葉が黄色くなるのはまだまだ先のようですが、ギンナンの実はすっかり熟しています。
郊外の公園や街路樹だと拾いに来る方がたくさんいらっしゃるのですが、ここはどうなんでしょうね。

子供のころは臭くてたまらなかったのですが、ある程度の年齢からそれほど気にならなくなりました。嗅覚が衰えたのか、いい感じに変化したのか。

空間を埋め尽くすギンナン

2023.10.2 行幸通り

アイキャッチにしちゃったのですが、思わず「えっ…」と絶句してしまったのがこれです。
ぎゅうぎゅうです。ぎゅうぎゅう過ぎます。

いやなんというか、いやいやいや、えぇ? ここまでなぜ実らせるの? 理解できない。
イチョウにしても私に理解してもらおうとは思っていないと思うのですが、何がこのイチョウをそうさせるのか。

2023.10.2 行幸通り

これはひとつ前の画像と同じ場所で、ピントを手前の枝に持ってきています。
手前は少し大きめの実がほどよく生っていますが、奥がギュウギュウで…

2023.10.2 行幸通り
2023.10.2 行幸通り

ギンナン、今年は豊作すぎて値崩れしそうで怖いですね。名産地は愛知県と大分県なんですね。
左がいわゆる「鈴なり」という状態。

茶封筒に入れてレンジで加熱すると簡単に弾けてラクだよ、と実家の母が言っていました。お塩をつけて食べるととっても美味しい、と。
そうはいっても、そんなに大量に食べられるものではないですよ…。

好きな方はレンジ調理もぜひお試しください。1分弱ぐらいです。時間があるならフライパンでじっくり炒るのもいいですよね。

2023.10.2 行幸通り
2023.10.2 行幸通り

この日は待ち合わせで時間があったのですが、このギンナンに圧倒されてか、東京駅の駅舎は撮る気力が失せてしまいました。(実はこの前に1時間ほど日比谷公園を回って撮っていたのですが…)

でも、まったく撮らないと「東京駅・大手町」のカテゴリーにのせづらくなってしまうので、とりあえず。

この日の丸の内駅舎と行幸通り

2023.10.2 東京駅丸の内駅舎と行幸通り(うまく撮れなかった!)

ここが行幸通りです。読みは「ぎょうこうどおり」または「みゆきどおり」ですが、ほぼ「ぎょうきょう」と呼ばれている気がします。左右の木がイチョウです。

普段は車は通行止めで、皇室行事や、外国の大使の信任状捧呈式の馬車列が、東京駅から皇居に向かうときのみ道路として利用されるのだそうです。

ところで、上の写真にウエディングドレスの方が二人いらっしゃるようです。
この場所では、ドレスで撮影をされているところによく出会います。昼間ばかりと思っていましたが、夕方のこともあるんですね。

夕暮れの東京駅の赤レンガ駅舎を前に撮影、ロマンチックでいいですね。私も若くて見目麗しい姿だったら撮ってみたかったかも知れません。もっとも、ドレスより袴姿が好きなのでノスタルジー方面希望で。

もうちょっと画像明るくすればよかったかな…(後悔)

Posted by しがない 管理人