花粉アレルギー:花粉症の原因植物とされるもの
2024年初頭現在、花粉アレルギーの原因と言われている植物のまとめ。
順次、画像更新します。
冬~
スギ 1月~4月
ヒノキ科 スギ属の常緑高木。針葉樹、日本の固有種。雌雄同株。
利用用途が広いため、森林伐採地跡や緑化のために植えられた。
ハンノキ 1月~6月
カバノキ科 ハンノキ属の落葉高木。水辺を好む。雌雄同株。
材木は良質な木炭の材料、葉は肥料、樹皮や果実は染料、など利用価値も高い。
(長く垂れ下がった花穂が雄花です)
春
オオバヤシャブシ 3月~4月
カバノキ科 ハンノキ属 落葉小高木。
空気中の窒素の固定能力があり、また荒地でも育つ強健な木のため、緑化への利用などで全国的に植えられた。
ヒノキ 3月~5月
ヒノキ科 ヒノキ属 の常緑高木。雌雄同株。
抗菌・防虫も期待できる高品質の建材として栽培。
シラカバ 4月~6月
カバノキ科 カバノキ属。落葉高木。雌雄同株。
火山灰や砂地でも育つことができ、また火事の跡地などに最初に生えてくる木として知られる。
夏
カモガヤ 5月~7月
イネ科 カモガヤ属の多年草。風媒花。
明治時代に日本に導入された、世界的に有名な牧草。現在は野生化している帰化植物。
オオアワガエリ 5月~8月
イネ科 アワガエリ属の一年草または多年草。両性花で風媒花。
明治時代に北海道に導入された牧草。寒冷地に多い。ウサギのエサなどでも知られ、別名「チモシー」。
イネ 6月~8月
イネ科イネ属の多年草。いわずと知れた主食の穀物。両性花で風媒花。
中国南部~ラオス、タイ、ビルマの山地が原産地。
ブタクサ 7月~10月
キク科 ブタクサ属の一年草。雌雄同株の風媒花。
日本は明治時代に帰化植物としてやってきた。北アメリカ原産。(個人的にあまり見たことがない)
秋
カナムグラ 8月~10月
アサ科 カナハラソウ属の一年草。雌雄異株。風媒花。
在来種。
ススキ 8月~10月
イネ科 ススキ属 の多年草。両性花で風媒花。
在来種。
ヨモギ 8月~10月
キク科 ヨモギ属の多年草。両性花。
キク科植物の中では異例の、虫媒花から風媒花に逆行した植物。在来種。
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